2週連続でドカ雪。南岸低気圧のいわゆる”上雪”で重たい湿った雪が残るいつものコースをジョギングしてきました(芥子坊望山とアルプス公園14km)。カラス、スズメ、ホオジロ、カシラダカ、ツグミなど、田畑の雪が溶けた場所に集まって賢明に餌を漁っている様子をあちこちで見受けられます。街には山から下りてきたシメにも出会いました。
福寿草を今季初観察
今夜から南岸低気圧の上雪の恐れとのことで、夜の仕事が憂鬱だなと思いながら、出勤前のジョギング(芥子坊望山とアルプス公園 約14km)。薄曇りでしたがアルプスが良く見渡せ、鳥たちも賑やかでした。コロロロロ…♪とアカゲラかアオゲラのドラミング。シジュウカラやホオジロがあちこちで歌う。残念ながらメジロは来ていませんでしたが、梅の花が咲き、福寿草が3株ほど咲いている(咲き始め)のを今季初観察しました。春の到来が本格的になってきました。
3株の中で一番花開いていたのがこれ
都合良くメジロは来ていません
日陰はまだ雪が残る
2組ペアのミヤマホオジロ発見
彼ら冬鳥との別れも近いですね
今日もアトリがたくさん
「桜の咲くのはまだかいな?」桜の木に留まるコゲラ
野麦峠スキー場初滑り
乗鞍高原と並んで地元松本市の野麦峠スキー場は以前から気になっていたものの、なかなか来れずに今日初めて訪れました。地元だけど、白馬の五竜辺りより時間的に遠い野麦峠。しかし、白馬のリフト代が軒並み¥7000前後で高額になって、もう気軽に行けなくなってしまいました。今回代替え地として期待して来た野麦峠スキー場。縦に長いゲレンデは一部上級や初級コースを含むものの、ほとんど中級者コースで、一度リフトに乗れば下りるまで長くじっくり楽しめる滑り応えたっぷり。主要なリフトもクワッドだけでなく、ペアリフトも高速で退屈せず楽しめます。お昼ご飯に利用する食堂は小さいですが、お蕎麦と山賊焼きがボリュームたっぷりで、その割には下界で食べるお値段とそれほど変わらず良心的。そして何より土日でも松本市民割引で1日券のリフトが¥2800。このご時世本当にありがたい。さすがにゲレンデコースの豊富さは白馬には敵わないものの、乗鞍もここも高地だけあり雪質は白馬に負けない。もう若い頃のように朝から晩まで滑るような体力もなく、朝から来て昼過ぎには早々に帰るようになってしまった昨今。白馬や野沢温泉エリアだと、1日券ではあまりにももったいない状態だったので、野麦峠スキー場のちょうど良いゲレンデは白馬の代替え地として十分合格でした。来年以降はここに通うことになりそうです。
今年は雪が少なく下の方はブッシュが出ていました。しかし雪質は良好。
ボリュームたっぷりの山賊焼き。味も申し分なしでした。
山を震わすアトリの大群
今朝も芥子坊望山とアルプス公園へジョギング(約13km)。アルプス公園の北駐車場から入るや否や、ガサガサと枯れ葉を漁っていたイカルの群れがおびただしく飛び立ちます。とても美しいアカゲラを目撃したのを挟んで、すぐに賑やかなシジュウカラなどの群れが。この公園にこんなにたくさんいたかなと思うほど、明らかに普段とは違う群れの多さに驚きます。またルリビタキも青とメスタイプも登場。そして圧巻だったのはアトリの群れのすごさ。まるで山全体を震わすようなガサガサとした音と、枯れ葉が覆う地面が波打ち、僕が来た気配を察知して一斉に飛び立つと空を覆うほど。アトリと言えば群れの多さが特徴ですが、個人的に過去に経験の無い巨大な群れ。それも複数あちこちで見られました。多い時は一つの群れで1万を超えるらしいですが、今日のアルプス公園はまさにそんなおぞましいほどのアトリの数でした。カラ類の賑やかさと言い、一体今日のアルプス公園は何があったのかと、ちょっと恐くなるくらい不思議なジョギング中の鳥見でした。(肝心のアトリの写真はその光景に圧倒されてカメラを取り出すことすら忘れていました)
ホオジロやこのシジュウカラあたりはもう歌を歌い始めています。
ゴジュウカラも元気
遠くでしたが、とてもきれいなアカゲラでした
あいにくの曇りな天気と枝かぶりでしたが、ルリビタキ。
ビンズイとキレンジャク
先日の大雪以来、(もう道の雪も溶けたかと)初めてアルプス公園は走りに行きました。芥子坊望~アルプス公園~城山公園~旧開智学校のコース約20km。アルプス公園の南駐車場近くにある芝生でビンズイを発見。以前(去年)も同じ場所で冬場見たので、ひょっとしたら同じ子かもしれません。夏場登山で美しい歌を聴かせてくれるビンズイ。鳴かずに地面をうろうろしていると毎度セキレイと見間違いしてしまうのですが、今年も会えてうれしく思いました。また、旧開智学校では小学校のグランドの水たまりに水を飲んでいるレンジャクの群れを発見。近くの街路樹にも大量にレンジャクがとまっています。カメラに撮ってみると全部キレンジャク。先日乗鞍高原で今季初めて見たレンジャクもキレンジャクばかりだったのですが、どうも今季は私の範囲ではキレンジャクが多い。普段はほとんど赤いヒレンジャクなのですが(北海道はキレンジャク、本州はヒレンジャクが多いと言われる)、どういうことでしょう。いずれにしろ今季のキレンジャクをたくさん見れたのはまたとない機会かもしれないので、素直に喜んでおきましょう。
そこまで警戒心がないのがビンズイの良いところ
先日の大雪の跡…、誰もいない今日のアルプス公園
見事に尾羽が黄色いキレンジャクばかり
ヒーヒー♪鳴き声ですぐ分かります
レンジャクの黒い糞 僕も1カ所やられました
この目線でこの角度で採れるのは珍しい