道草日和

関西から信州松本へ移住8年目。浅間温泉♨在中。登山やジョギングで出会う風景、お花と野鳥の記録。

シロハラとツグミ

今朝の出勤前のジョギング14km。アルプス公園の梅もかなり咲いてきました。遊歩道を走っていると地面から鳥たちが飛んで逃げていきました。ホオジロカシラダカにしてはかなり大きめ。地面を漁っていたツグミシロハラでした。冬場は木の上にいる彼らも、春になると地面に下りてきて、枯れ葉をどけてくちばしで土を掘り返し虫を捕るのをよく見かけます。冬鳥でも最後まで居残る彼ら。特にツグミは4月から5月になると、街中の公園や河川敷の芝生でもよく見かけます。

ツグミより数は少ないですが、一生懸命に枯れ葉をどけて土をつついているシロハラをよく見かけます。

常念岳と梅。

久しぶりのベニマシコ

芥子坊望山の田溝池付近はベニマシコがたくさんいるのですが、今朝は特にピポピポと彼らの鳴き声があちこちで。そして真っ赤な顔をしたオスがじっくり写真を撮らせてくれました。アルプス公園では2羽のゴジュウカラが間近で。神沢池近くではエナガが冬場とは違う動きを。ひょっとしたらもう巣作りの準備を始めているのかもと思わせる行動。そんな野鳥たちを見ながらの約14km朝ランでした。

今季はベニマシコはやや多かったかな。

近い、いや、近すぎる…(汗)

木の根元でじっくり何かを探すエナガ

ウメジロー

仕事終わりの午後ラン。城山公園で咲いていた梅にメジロがやって来ました。春の定番とも言える風景。これから梅や桜とメジロたちは大忙し。厳しい冬を生き抜いた野鳥たちへご褒美の季節ですね。民家の生け垣には黄梅が咲き始め、田畑のあぜ道にはイヌノフグリヒメオドリコソウの定番コンビも登場。このぽかぽか陽気で春の加速度がついてきました。

チーチー♪ 春を告げるメジロの鳴き声。

あちこちで黄梅が見られるように。

おなじみ春の風景。

戸倉上山田のセツブンソウ

千曲市戸倉上山田温泉の近くにある公園キティーパーク。こちらの里山に群生するセツブンソウを見に行ってきました。まだちょっと早かったのですが、いわゆる春を告げるお花”スプリングエフェメラル”の可憐で品のあるお花にうっとり。日本固有のお花で長野県は北限だそうです。地元の方が手入れして大切にしておられるセツブンソウを感謝の気持ちで愛でることができました。

信越トレイル BCクロカンスキーハイク

北信飯山の関田山脈(信越トレイル)をBCクロカンスキーでハイキングしてきました。鍋倉高原の森の家を発着で宇津ノ俣峠まで。ぽかぽか陽気で重いザラメ雪。花立山から宇津ノ俣峠の信越トレイルの稜線は見事な雪庇ができていました。下山途中うさぎに遭遇するという幸運。そしてブナの森はいつ来ても最高です。

雪の惑星のような飯山

仲間とわいわい

目指す信越トレイルの山々

傾斜がきつい場所はスキーでは直登できないので斜めに登ります

登りは汗かくほど暖かな1日でした

ブナがすばらしいです

ブナの巨木を仰ぎ見る

信越トレイルの稜線の雪庇が見えてきました

お昼ご飯タイム

稜線の見事な雪庇

右側が新潟日本海側、左が長野県側

楽しい下りの始まり

雪が重くてターンが難しい

ものすごい速さで逃げていき、木の陰からこちらを伺う野ウサギ

動画もアップしています
youtu.be

梅の開花と蝶々

連日のぽかぽか陽気。仕事終わり午後のジョギングはいつものコース芥子坊望山~アルプス公園の14km。アルプス公園では梅が咲き始めました。そしてチョウが飛んでいるのを今季初観察。これは蝶々か蛾か詳しくないのでどちらか分かりません。近づくと葉に留まって擬態化。でも最初から見ていた私人間からはバレバレですね。

今年は早いような気がします。

この時はメジロは来ていませんでしたが、また定番のメジロと梅のコラボの写真を撮りたいですね。

葉に擬態化しているようですが、白いのでけっこうバレバレです(笑)

ジョウビタキのオス

福寿草も最盛期です

三才山、稲倉の山城跡巡り

長野県には山城がたくさんあります。お城は私の実家の滋賀県近畿地方の専売特許だと思っていたのですが、移住するまでこんなにお城があったとは知りませんでした。現住の浅間温泉の周りにもたくさんの山城の跡があり、今回まだ行けていない三才山城跡と稲倉城跡へトレランがてら巡ってみました。と言っても、城跡への入り口の道標はあれど、それ以降はほとんど道標が無く、道すらも怪しいという、なんとも険しい冒険になりました。地図やスマホの地形データを頼りに道なき道、急登を上り下りしたり。道迷いの遭難の恐れがあるので、ある程度地図を読める人じゃ無いとお勧めしません。

稲倉城跡はしっかり案内看板と、道中の道標が少しだけありました。

稲倉城の空堀

稲倉城から望む。浅間温泉のゴルフ場とその向こうに松本市内が見えます。

稲倉城跡は3箇所の空堀がありました。

稲倉峠道からの入り口

自宅からはまず御殿山を越えて浅間峠経由で三才山方面へ行きました。いつの間にかベンチが設置されていました。

前回来た時は道が完全に雪と氷に覆われていたのですが、すっかり溶けて無くなっていました。

こんなちゃんとした入り口道標があるのですが、それ以降三才山城跡までは一切案内は無しでした。

三才山城跡は最初は谷筋を登って行く

紙の地図とスマホを駆使して現在地の確認

カメラじゃ分かりにくいですが、すごい斜度の急登です

三才山側(国道)からの稲倉城入り口

稲倉城跡は数カ所道標があります。それでも道は分かりにくく、獣道みたいです。

途中シマリスに会う

稲倉城跡もしばらく谷道から尾根道へ行くルート

稲倉城はこのように石垣跡?があちこちに見られました。お城と関係があるのでしょうか。

 

今回の行程。約15kmと距離は短かったですが、かなりの急登でけっこう疲れました。