先日南アルプスにハイキングに行ってきた時に撮った2つの植物。家にはテレビが無いので見てないのですが、今やってるNHKの朝ドラは植物学の父、牧野富太郎氏の話だとか。その牧野日本植物図鑑にも載っている「ハリブキ」。なぜか南アルプスでよく見かけるこの植物は山菜でもないのにすごく興味を持ったのはその強烈な見た目。タラの木がかわいらしく見えるくらい、幹に細く鋭い棘がびっしり。そして茎にも棘。葉の表面だけではなく裏面にも。まさに「針の殿堂」もはやどこも触れるところが無い。いくら食べられないための防衛策とはいえ、やり過ぎだろう(笑) もう一つは、里山でもどこでも見られる毒草「マムシ草」。最近ツキノワグマの講習を受けて、熊が特に餌の少なくて飢える夏場に食べるというのを聞いて驚きました。
ハリブキ 湿った暗い樹林帯でよく見かけます
里山などどこでも見かける毒草マクシクサ
まだ小さなハリブキ。でも棘はもう完璧な防御。