低山の紅葉が素晴らしいこの時期。木島平のお山できのこ狩りを楽しんできました。春に山菜や根曲がり茸を採りに行ったのですが、その時と同じ宿泊先のペンションで、地元の山を知り尽くしたご主人にガイドしていただきました。前回の山菜の時もご主人に良く取れる(地元の人しか知らない)場所を案内いただき、自然ガイド付きで多くのタケノコを採れて大満足でしたが、今回も地元の人でもほとんど立ち入らない地元の山の達人しか入らないエリアに案内いただき、大量のキノコをゲットできました。特にキノコは毒キノコが危険なので、プロのガイドがいないととても怖くて自分たちだけではきのこ狩りはできません。夜はお宿でそのご主人の料理も最高で、採って食べて持って帰って。キノコ尽くしの合宿でした。
ミズナラの木に生えるキノコ。こちらはプリプリ肉厚なムキタケ。一番多く採れたキノコでした。
高い所は専用の鎌でこそぎ落とします。手に持っているのはシメジのようなヒラタケ。
木に生えたナメコ。地面に生える地ナメコも見つけました。
毒キノコのような紫色のキノコ。でも食べると美味しいムラサキシメジだそうです。
木の根元に大量に生えるクリタケに大興奮。
大きなナメコを発見!
表面はネバネバで糸がひくほど
もう嫌ほど採れるムキタケやクリタケは後半は無視して、ナメコだけに集中します。
汚れを落としたり硬い節を切ったりして選別
これだけ採れました。10kg以上かな
露天風呂からの眺め。眺望最高の温泉です。
帰り車道から見えた飯山の街と妙高山
お宿の夕飯。ご主人は季節ごとの山菜やキノコのメニューをフルコースで提供してくれます。山とそこの自然を知り尽くした卓越したガイドにして、料理上手なほんとうに器用な方です。
散々食べた後、最後に出てきたステーキと肉厚キノコのバター焼き。極上でした。
きのこ狩りは山によっても違うでしょうが、大変な藪漕ぎと斜度がきつく危険。体力的にもかなりしんどいです。遭難の危険も高く、もちろんこの時期は熊も危険。そして何より毒キノコを触ったり食べたりして大変な目に遭わないよう、初心者は絶対ガイド付きで数人で行くことが必要です。キノコによっては長年の経験を有するプロのガイドさんでも判別がつかないこともあります。今回も前回の山菜に続いてキノコの知識もいろいろ学ぶことができましたが、それでもきのこ狩りは単独で行って採ってくることは無いです。これからもかならずガイド付きで行くことにします。