道草日和

関西から信州松本へ移住8年目。浅間温泉♨在中。登山やジョギングで出会う風景、お花と野鳥の記録。

おしぼりうどんと温泉

休日の今日もお天気が良くなかったので、ジョギングはせず車でドライブがてら戸倉上山田温泉へ。まずはお昼ごはんにこちら千曲市坂城町が産地で有名なねずみ大根を使った”おしぼりうどん”を食べました。

温泉街にあるうどん屋「古炉奈」さん。おしぼりうどんとは左下のお椀にねずみ大根(画像左上の写真)をおろしたお汁につけて食べます。ねずみ大根はとにかく辛い、辛い。普通にうどんを食べるようすすると確実に辛さでむせて大変なことになります。もちろんその辛いまま食べても良いのですが、好みで味噌を入れて中和して食べるのが絶妙に美味しいです。うどん自体も太めですごくコシのある手打ち麺?が最高でした。

お腹を満たしてから温泉へ。たくさんある戸倉上山田温泉の外湯の一つ「国民温泉」。私もいろいろ戸倉上山田温泉の外湯に行きましたが、まだ訪れてなかった外湯の一つ。外観はまるで古い駅舎にも見えます。

レトロな外観に期待が膨らみます。ちょっと大きめの銭湯といった感じで、男湯と女湯のそれぞれの入り口から入ると普通に真ん中に番台があります。料金は¥300。

脱衣場のレトロなマナー啓発書き。これもたまりません。

肝心のお湯ですが(画像はありません)、戸倉上山田温泉特有のあのエメラルドグリーンではなく、無色透明。ほんのり硫黄の香りは他と同じで絶妙でした。よく行く観世温泉よりやや低めの温度でもっと湯が柔らかく優しい感じでした。長く浸かっていられます。浴槽は内湯が一つで観世温泉より一回り小さくした規模です。ただ、レトロ感は戸倉上山田温泉でも特別で素晴らしい公衆浴場でした。長野県で最大の温泉地である戸倉上山田温泉。他の大温泉地の例にもれず、昭和レトロに溢れ栄枯盛衰の寂れた感が良い意味でも悪い意味でも満載。そんな広くディープな戸倉上山田温泉はまだまだ行けていない所が多く残っています。