”束間”と書いて”つかま”、または”筑摩”と書いても”つかま”。つかまの湯は浅間温泉説、美ヶ原温泉説どちらかまだはっきり分かっていませんが、この2つの温泉地はお隣同士でもあり、この辺り一帯をかつて”束間の湯”だったとこのブログでは仮定します。(ちなみに”筑摩”は実際に松本市内に地名としてあります)
そんな束間の湯の歴史をちょこっと巡るジョギングに出かけてきました。仕事が終わってから、自宅の浅間温泉を出発してお隣の美ヶ原温泉へ。まだ通ったことのない細い路地や史跡を行き当りばったり、気ままにジョギングしてきました(11km)。
まずは旅館、金宇館さんの奥にある御母家(おぼけ)の薬師堂へ。御母家とは変わった名前ですね。
巨大な”男根”が祀られてあります。ここ美ヶ原温泉のお祭り「道祖神祭り」でこの男根をお神輿のように巡って、女性がその上にまたがったりして、子孫繁栄や縁結びなどのご利益があるとか。”奇祭”と扱われますが、こういうのって全国的にありますよね。まだ見たことがないので、休みが合えばお祭りを実際に見てみたいものです。
薬師堂には御母家の源泉があります。こちらのお湯で顔を洗ってみましたが、なんとかすかに硫黄の香りがしました。浅間温泉では1号源泉などではけっこう硫黄の香りがしますが、美ヶ原の源泉でも硫黄の香りがするとは。
ちゃんとお湯の分析表もしっかり掲示されています。
浅間温泉と同様、美ヶ原も細い路地がたくさん張り巡らせれています。”文学の小径”なるちょっと高尚?な道が。実際は普通の狭い生活路だったりするんですが…(汗)
美ヶ原温泉随一の大型ホテル、翔峰の手前にある薬師堂へ。
浅間温泉にも中心地に薬師堂がありますね。
こちらにも源泉所が。こちらは湯原の湯源泉。美ヶ原温泉らしく源泉温度が比較的低くて柔らかいお湯です。
お湯かけ地蔵にお湯をかけます
こちらにも男性のシンボルが…(汗)
薬師堂の裏側には山際に沿ってアスレチックコースが設けられています。ちょっとトレラン気分で走ってみました。
美鈴湖に向かう美ヶ原林道に合流しました
藤井地区の山手にある白山社
同じく藤井地区、ホテル翔峰の南側にある大天白神社。あまり聞かない名前の神社です。調べて見ると埼玉の羽生市にある神社が出てくるのですが、この美ヶ原温泉のそれと関係があるのでしょうが、現地にもネットにも情報がありませんでした。
帰りは田園の遊歩道で浅間温泉へ帰ります
開けているので、アルプスの景色が最高です
今日はお天気が良く、夕焼けの乗鞍岳も拝めました。約11kmほど散策ジョグを楽しみ帰路につきました。