道草日和

関西から信州松本へ移住8年目。浅間温泉♨在中。登山やジョギングで出会う風景、お花と野鳥の記録。

ワイルドな河原の湯俣温泉

今週のお休みは一泊二日で北アルプス大町市の湯俣温泉へテント泊山行してきました。地獄と呼ばれる河原のあちこちから硫黄の熱泉が湧くワイルドな温泉で有名な湯俣温泉。今回は一切ピークハントの山登りはせず、のんびり温泉を楽しむことにしました。

七倉ダムからタクシーで高瀬ダムへ。大変大きなロックフィル式の高瀬ダムから徒歩でスタート。硫黄成分なのか、やや白濁したダムの水が不思議です。

高瀬ダム沿いの車道を過ぎてからは、高瀬川沿いの登山道になります。

木道や木橋がよく整備されたとても気持ち良い登山道です。もちろん登り基調ですが、ほとんどフラットな谷筋の登山道です。

今夜のお宿(テント場)になる清嵐荘に到着。速めの徒歩でも3時間以上はかかります。

硫黄成分で青白い湯俣川 辺りは硫黄の匂いがきついです。

噴湯丘の赤ちゃん。勢いよく熱泉が吹き出ています

川底から吹き出す熱泉は墨のように黒く、空気に触れると黄色がかった白色の粉状になる硫黄成分。不思議なものですね。

ちょうど良い湯加減の川底を見つけて湯浴み。持参した冷えたビールで乾杯。至福のひととき。時々底の熱泉が吹き出し、お尻や足裏が火傷しそうなほど熱いです。また場所によってはもちろん煮えたぎるような熱湯でとても入れないです。

清嵐荘のテント場は約10張り程度と小さいですが、宿のお風呂も¥800で入り放題で、トイレも使えますし、飲料水も無料なので、とても快適です。地面は川沿いの砂地で柔らかく、マットが無くても快適に寝られるほどです。

お昼は清嵐荘のランチ。極太麺の煮干しラーメン(¥1000)。とても美味しかったです。

清嵐荘のお風呂は小さめの内湯が一つ。もちろん白濁の硫黄泉がかけ流しで、湯加減もぬるめで長湯できるほどです。

夜はテントで自炊。